今回の山行き
九重

【今回のコース】
牧の戸-沓掛山-西千里が浜-扇が鼻分岐-扇が鼻-扇が鼻東尾根-扇が鼻分岐-沓掛山-牧の戸

2017年3月3日(金) 晴 牧の戸 14時 気温−2度〜7度
1月が行き、2月が逃げて、早くも3月。
南国九州の冬は逃げるのが早い。
「ツガニと大蛇」の伝説で知られる三池山の中腹にある普光寺の臥龍梅(福岡県指定天然記念物)が咲き、下界は一気に春めいてきた。(写真・下1)
九重の春の妖精達も、長い冬の眠りから覚める頃である。

しかし山は別もの。
流石に厳寒の美は望めないにしても、当分は春と冬の綱引きが続く。
一方では春の明るさと暖かさを喜びつつ、一方では今一度でも雪化粧の山の美しさを夢見る。
正直この時期はいつもこんな複雑な心境に揺れている。
(7分咲きの普光寺庭園に咲く臥龍梅 2017年2月28日撮影)
【800*600】

3月2日〜3日、牧の戸のライブカメラで、「雛祭寒波」の「名残雪」が見えた。
天気が安定するのを待ってGOである。
ところが菊池スカイラインの時間通行規制が強化され、2時間遅れて牧の戸へ。
思わぬ誤算で取付きも遅れて14時。
天気は晴。気温7℃。
雲が多く夕暮は撃沈を覚悟していた。

取付き直後、朝駆けを終え下りて来られたm.saitoさんとバッティング。
夜明は予定のガス撃沈。
今回はガス晴直後景が目的だったようで、青空が見え始めたのは10時前、一気に気温が上がり雪や樹氷が解け始めたとのこと。
写真m.saitoさんから戴いたガス晴直後のものである。
山は白くかがやき海老の尻尾が美しく跳ねている。
それから4時間経つ。
否、厳冬期であれば、まだ4時間しか・・・と言うべきか。
(ガス晴直後の中岳下から天狗が城と久住山 m.saitoさん撮影)
【900*602】

樹氷は殆ど落ち、登山道は田圃状態、この空では夕暮は撃沈の確率が高い。
沓掛山まで来て余程白旗あげて退却しようかと考えたが、そんなことをすれば山仲間に笑われる。
それは田植えよりも耐え難い。
せめて扇が鼻までは・・・ガンバルぞ

ヤァーレー(サァーヨイ ヨイ)
腰の痛さよ この田の長さ・・・。
「佐賀の田植唄」
の幻聴が聞こえてきた。
樹氷が完全に落ちた早春景の星生山を撮り一旦西千里が浜へ。(写真・下2)
見方を変えれば「名残雪」の山は一日で冬と春の景色が楽しめる。
やはり苦しい言い訳にしか聞こえないか。(苦笑)
(樹氷が完全に落ちた星生山西斜面の早春景 15時20分撮影)
【800*385】

再び扇が鼻分岐へ戻り、扇が鼻へ登りかかると、ヘリが突然現れ、ロープでつり下げた結構大きな何かを星生尾根に下ろしていた。
最初は遭難かと思ったがそうではない。
良く見ればその下には2人の人影が見える。
どうやら下ろされたものを受け設置しているようだ。
気になるなあ〜・・・。
次に星生山に登る機会があれば是非見て置きたい。

先ず扇が鼻山頂に行き、直に東尾根へ下りた。
西は相変わらず雲が多いが、少し晴れて来ているようにも見える。
夕暮は撃沈かもしれないが、まあ良いではないか。
それにしても雪が見事に消えているよなあ〜・・・。
今朝ライブカメラで見た光景がまるで嘘のようだ。

雪や樹氷は消えても良い雲が肥前が城と久住山を画にしてくれた。(写真・下3〜5)
雲が形を変えるたびにパチリパチリ。
雲が無くなれば妻手作りのザボン漬けとコーヒーで時間を潰し、雲が来れば又パチリパチリ。
パーカーさえあれば、寒くはないし、何とも春うららの光景である。
(雪は消えても雲が画にしてくれた肥前が城 16時27分撮影)
【600*800】

アーベントは最初から諦めていたが、陽が落ちるにつれ、西の水平線上の雲が急速に取れて来た。
思いがけないアーベントロートが始まる。
光も結構強く山影がシッカリしている。
光は黄金色〜赤色と七変化しクライマックスを迎えた。(写真・下6〜7)

気温−2℃。
復路の道は少し凍り始めていた。
往路ほどの田植えもすることなく20時前に下山。

帰宅はオートポリス道を確認してミルクロードに戻ることにしていたが・・・何と何とオートポリス道はすっかり整備され通行止は解除されていた。
だからか、菊池スカイラインの時間通行規制が強化されたのか。
これからはアプローチは心配がない。 これでこれまでの山行に戻れることを確認して帰宅。
(諦めていたアーベントを楽しむ 17時42分撮影)
【800*407】



【「ツガニと大蛇」の伝説の三池山に咲く臥龍梅】
「ツガニと大蛇」の伝説で知られる三池山の中腹にある普光寺に咲く臥龍梅。
2017年3月2日撮影
【1024*614】【800*480】


【早春景星生山西斜面】
「名残雪」が来れば一日でと春の景色が楽しめる。早春の山は明るさと暖かさがある。
2017年3月3日15時21分撮影
【1024*513】【800*400】


【早春景肥前が城と久住山】
雪や樹氷は消えても良い雲が肥前が城と久住山を早春の画にしてくれた。
2017年3月3日16時14分撮影
【1024*1024】【800*800】


【春うらら肥前が城】
「名残雪」も瞬時に消えて早春景の肥前が城。春うららの光と影の山を楽しんだ。
2017年3月3日16時40分撮影
【1024*611】【800*477】


【名残の樹氷越に久住山】
扇が鼻は名残の樹氷が多い。一寸ばらけていたが海老尻尾の大群に見えた。
2017年3月3日17時5分撮影
【1024*768】【800*600】


【アーベントする星生山】
諦めていたアーベントロート。寸前に雲が全て取れ強い陽射しが戻って来た。
2017年3月3日17時46分撮影
【1024*597】【800*466】


【まさかのアーベントロート】
当初は雲と霞の空。諦めていただけに七変化するアーベントの美しさに酔いしれた。
2017年3月3日17時50分撮影
【1024*419】【800*327】

 前回(2月13日)の山行き

デジタルカメラ:オリンパス E-1
画像処理ソフト:Adobe Photoshop CS2(高圧縮)

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