今回の山行き
九重

【今回のコース】
牧の戸-沓掛山-西千里が浜-久住山避難小屋-天狗が城-中岳-池の小屋-東千里が浜-稲星山-神明水-久住山-久住分れ-西千里が浜-沓掛山-牧の戸-久住高原

2018年4月8日(日) 晴一時ガス曇 牧の戸 3時 気温−6度〜6度
今回は法華院山荘が開催する開山祭(山頂祭)参加を兼ねての天狗が城朝駆け。
山頂祭に参加するのは、2004年の平治岳(写真)以来で、今年は稲星山で行われる。

自宅でゆっくり夕食を摂り前夜は牧の戸に車泊。
菊池スカイラインの回復でアプローチが時間を気にせずにできるのは何よりも有難い。
牧の戸に着くなり横なぐりの雪の洗礼を受けた。
明日の中岳登山指数はCマークで、嫌な気分を抱えたままシュラフにもぐり込んだが、2時過ぎに目を覚ますと沢山の星が見えていた。
風はまだあるが少し弱まった気もする。
自然にヨッシャと気が入る。

晴予報を信じ池の小屋での着替えの余裕を見込んで3時丁度に取付いた。気温−6℃。
風がこれ以上強くなれば、山頂に立つのは厳しいかも知れない・・・。

牧の戸上の積雪は2CM前後か。
途中で一人追越されたものの、それまではコース一番乗りで、トレースがない雪道は岩の角度などの状況が判らず歩き辛い。
久住山避難小屋で後から来たm.saitoさんとお会いした。
m.saitoさんも天狗が城とのことで先行していただいた。
(平治岳で開催された第4回開山祭 2004年3月28日撮影)

途中、山頂付近にはガス雲がかかり、今回は撃沈かなとも思わせたが、小屋にいる間に晴れていた。
その山頂はやはり風が強く、時折巻き上げた雪つぶてを叩きつけて来る。
まるで針にさされたように痛いが、まだ立てないほどではない。
しかし、風に向けての撮影は苦労する。
下手すれば振られて池ポチャだもんね。

ガス雲は流れていたが基本的にはピーカンの夜明だ。(写真・下1〜2)
雲が大きく焼けることもなく、モルゲンロートはするものの、その強さはない。
只、薄くても雪肌だし樹氷が結構付いていたのでピンクのモルゲンロートが楽しめた。(下3〜5)

今回の4月(卯月)の「忘れ雪」は2007年の比ではないにしても、気温−6℃、風が強く体感は−10℃越えの強烈な寒さで、まるで真冬である。
急に暖かくなり、その暖かに慣れた矢先での「寒の戻り」だけに尚更効ける。
でも、この感覚、嫌いではないんだなあ・・・。
(ガス雲が流れているものの基本的にはピーカンの夜明 5時52分撮影)
【800*600】

夜明後中岳に移動。
その途中つり尾根の定位置で御池を俯瞰する。(写真)
御池はこの寒さだ。周囲は真白。
当然氷結していると思えば水を湛え水面には細波が見られた。

開山祭の始まりは11時なのでゆっくり4月の忘れ雪付きの早春景を堪能できる。
4月の忘れ雪は有りそうで数年に一度しかない。
しかも半日も持たずに殆ど直に解けるので中々チャンスはない。
今回は雪晴れの夜明直後だし、コラボする空の色もいい。
この姿見てござれとばかりに、煌きの大観が広がっているではないか。(下6〜7)

ところが暫くすると雲が広がり瞬く間に青空が消えてゆく。(下8)
その後、長い間スッポリガスの中に閉じ込められた。
止む得ず池の小屋で赤ちゃんネズミと戯れながら開山祭を待つことにした。
(周囲は冬でも御池は水を湛え細波立つ春景色 6時37分撮影)
【800*600】

待つこと2時間半、ガスが晴れ始めた頃、山伏装束に身を固めた修験者と参加者らしき一団が目に入る。
その中にアレッレッ永松さんの姿も・・・。
久住分れで一団に会いそのままついてきたとのこと。
時間も10時半、ともに稲星山に移動。

法華院山荘の春のイベントとして2001年にスタートした「開山祭(山頂祭)」は今年で18回目を迎える。
坊がつるの周辺の山々に山伏装束に身を固めた修験者の勇壮な法螺貝(ほらがい)が響き渡る。
又開山祭前日は、法華院山荘で前夜祭として護摩焚きや夜神楽などが行われている。
開催地は坊がつる周辺で今年は稲星山。
一年の山の安全を祈る神事が行われ、記念品として(金剛宝寺の登山安全御守&法華院山荘のバンダナと宿泊割引券)が配られた。(写真・下9)
野焼きも開山祭も終わり九重も本格的な春モード突入である。
(稲星山で行われたた第18回開山祭 11時1分撮影)
【800*600】

開山祭終了後、永松さんとガメラに別れ、周囲の美景に目を奪われながら久住山へ。(写真・下10〜11)

神明水〜久住山の単調なゴロゴロ感の登りはあまりスキではないが、今日ばかりは後を振返れば、忘れ雪の三俣山〜稲星山の大パノラマ景が見せてくれる。(下12)
真青の空の下、なんとも迫力があり美しい。

卯月(うづき)の忘れ雪の美しさに胸がズキズキッと卯月、忘れ雪難い一こま・・・(ドラマ99.9ばりに寒い)。

復路は往路の雪道とは一変した田圃道に足を捕られながら15時下山。気温6℃。
今回は朝駆け、忘れ雪、開山祭と色々ありの充実した12時間(3時〜15時)であった。
(開山祭を終え稲星山下山途中からつり尾根と東千里が浜 12時3分撮影)
【800*600】

下山後、エヒメアヤメ(愛媛菖蒲)の散策もしたかったが、時間が押しカタクリ(片栗)&オキナグサ(翁草)の散策だけに止めた。(写真・下13〜14)

カタクリは咲き始めた頃かなと思われたが、今年は花が早いのか、まだつぼみは沢山あるものの、すでにピークは過ぎているのようにも思われた。
花弁が少し傷んでいたんで見えたのは気のせいか。
時間が時間なのでくるっと巻いたあの独特の姿は見れない。

野焼きがされていない高原のオキナグサは咲いていた。
野焼きがされた高原の花も咲き始めていたが、少し葉先が焼かれていた。
野焼きの影響がない、もう少し先に咲く花を見てみたい。
(咲き始めた久住高原のオキナグサ 15時47分撮影)
【800*600】


【ガス雲流れる夜明】
低空にガス雲は流れていても雲の上はピーカン。あまり変化のない夜明を迎えた。
2018年4月8日5時55分撮影
【1024*768】【800*600】


【ガス雲をチョッピリ染めて】
ガス雲の周りが一寸だけ燃えた。明るさを増し始めた樹氷とのコントラストがいい。
2018年4月8日5時56分撮影
【1024*768】【800*600】


【ピンクモルゲンする天狗が城】
光は弱いが天狗北面をモルゲンする。冬の華ならぬ咲き忘れた4月の「忘れ華」。
2018年4月8日5時58分撮影
【1024*768】【800*600】


【モルゲンする久住山】
裏焼けは弱くても結構モルゲンしてくれた。天狗南面も呼応して華を添えていた。
2018年4月8日6時1分撮影
【1024*768】【800*600】


【モルゲンで目覚める星生山】
今星生山は山頂中心にモルゲンが始まる。まるで九重連山を灯す燈台にも見える。
2018年4月8日6時5分撮影
【1024*668】【800*522】


【卯月の「忘れ雪」】
卯月(うづき)の「忘れ雪」の美しさに胸がズキッと卯月、忘れ雪難い一こまに・・・。
2018年4月8日7時1分撮影
【1024*491】【800*383】


【白銀煌く天狗が城】
この方向は風が強烈で立つことさえも困難。風が息をつく瞬間にパチリした。
2018年4月8日7時9分撮影
【1024*768】【800*600】


【広がるガス雲】
御池は水を湛えているも御池の周囲は冬景色。この頃から再びガス雲が広がる。
2018年4月8日7時29分撮影
【1024*768】【800*600】


【法華院山荘第18回開山祭】
勇壮な法螺貝の音が響く。稲星山で一年の山の安全を祈る開山祭が行われた。
2018年4月8日10時59分撮影
【1024*503】【800*392】


【一層凛々しくガメラ】
海老の尻尾の冬衣をまとったガメラ。山頂祭の神事で一層凛々しく見えていた。
2018年4月8日11時14分撮影
【1024*768】【800*600】


【つり尾根を望む】
山頂祭を終え山頂回りも後半、雪は少し解けたがまだ充分な美しさを残していた。
2018年4月8日11時15分撮影
【1024*649】【800*507】


【振返れば忘れ雪の大パノラマ】
神明水〜久住山の登りはスキではないが今回忘れ雪の大パノラマ景が見せてくれた。
2018年4月8日12時12分撮影
【1024*492】【800*384】


【早くもピークかカタクリ】
咲き始めた頃かなと思われたが蕾は沢山あるものの既にピークのようにも思われた。
2018年4月8日15時28分撮影
【1024*768】【800*600】


【咲き始めたオキナグサ】
野焼きがない高原の花は咲き始めていたが野焼き後の花は少し葉先が焼かれていた。
2018年4月8日15時45分撮影
【1024*768】【800*600】

 前回(2018年3月31日)の山行き

デジタルカメラOLYMPUS E-1
OLYMPUS OM-D E-M10 MarkV
画像処理ソフトAdobe Photoshop CS2(高圧縮)

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