今回の山行き
九重

【今回のコース】
鳴子川右岸登山口-大船林道バイパス道-大船林道-北坊がつる-アセビ山荘-鉾立峠-立中山-鉾立峠-坊がつる-北坊がつる-暮雨の滝分岐-鳴子川左岸登山口

2018年5月20日(日) 快晴&晴 吉部登山口 9時23分 気温15度〜20度
今回はミヤマキリシマ(深山霧島)山行の第一行
その前に前回確認していたササバギンラン(笹葉銀蘭)(写真・下1)クロフネサイシン(黒船細辛)(下2)Get
今年のササバギンランはいつになく早い。
否、ササバギンランだけでなく、花全体が10日前後早いようである。
クロフネサイシンは地面すれすれにグロッポイ暗紫色の花を咲かせる。
これが此花の魅力といえば魅力だが、その前にやはりグロさが先に立つ日陰の花である。
尚花弁のように見えるのは萼で花弁はない。

吉部鳴子川右岸登山口取付き9時23分。
天気は快晴。気温15〜16℃。
鳴子川の流れとグリーンシャワーが降注ぐ林内はとても清涼感があり気持ちが良い。
大船林道の彼方此方に鎌首を上げているアオテンナンショウ(青天南星)(下3)を撮影しながら坊がつるへ。
ところで、此花は糸状に伸びる舷部の先や小葉の先などでアオテンナンショウとしたが、一般的に知られるマムシグサ(蝮草)の仲間は変異が多く100%の自信はない。
そんなことよりも、ユニークな鎌首、茎のハッキリした蝮模様、実に面白く良い。
(今年は早過ぎるササバギンラン 8時54分撮影)
【600*800】

坊がつるに入り平治岳を見上げるとピンクの広がりが見えた。(写真 復路撮影)
ナニッ! こんなに早いのか・・・。
ミヤマキリシマまでがこの暑さで一気に目覚めたのか。
平治岳から下りて来た人に聞けば、すでに5分〜6分咲きとのこと。
来週の今頃はピークを迎えると思われる。

アセビ山荘のミヤマキリシマも、まだ多くの蕾があるものの、花を目一杯に付けピーク又はピーク前後と思われる。(下4)
いつもはアセビ山荘がピークを迎えて10日前後で平治岳がピークになることが多いが、今年はその経験則が当てはまるかどうか予想がつかない。
シャクトリムシの尺君も、冬の寒さ&この暑さにビックリしてか、まだ一匹も見ない。
となれば問題は天気だがサラリーマン基準で今のところは・・・・。
(坊がつるから見た平治岳のミヤマキリシマ 15時3分撮影)
【800*600】

鉾立峠までの道は楽しい。
此処はイワカガミ(岩鏡)の宝庫で登山者にしきりに優しい声をかけてくる。(写真・下5)
カメラを片手にゆっくり上がるのだ。
そして、はいパチリ、はいパチリ・・・。
イワカガミはとくに女性に人気があると聞いている。
そのことは半分メス化している今の私には何の抵抗もなく理解できる。
可愛く美しい・・・と・・・。

鉾立峠は白口岳と立中山の間にあるコルのことで、法華院が霊場とされていた当時「聖域の入口」とされ、その標として木の鉾が立てられていたそうである。
つまり鉾立峠は「鉾が立つ峠」が名前の由来らしい。
(鉾立峠への道はイワカガミの宝庫 12時48分撮影)
【800*600】

美しい。美し過ぎる。
昨年(27日)も美しかったが、今年は一段と花が付き、鉾立峠からの急坂を上り詰めると、その美しさに思わず息を呑む。
蕾はまだ沢山ありピーク前と思われるが、見頃ピークであることは間違いない。(下6)
そんな中に白一点のミヤマキリシマを発見、ピンクも良いが白も良いなあ〜。(下7)

山頂からの展望は、大船山、その真反対の三俣山、ピンクの彩りが進む平治岳、急峻な白口岳と立中山ならではのバックを置いてミヤマ景が映える。(写真・下8〜9)
加えて快晴の空にも雲が広がり始めた。
ミヤマキリシマ、バックの名峰達、青い空と白い雲、画的にも最高である。
今回は確認のつもりでいたので、のんびりと構えていたが本番に化けた。
何もかもがグーな第一行であった。
斑雲が広がり始めた頃に下山開始。
天気は弱い下り坂のようで、まだ散策を残しているので光がある内に下山を急いだ。
(バックに急峻な白口岳を置いての立中山ミヤマ景 13時26分撮影)
【800*800】

下山後、ワニグチソウ(鰐口草)キンラン(金蘭)Get
ワニグチソウは蕾が大きく膨らんでいたが、まだ花先が割れていないので、もう少しかかるかも知れない。(写真・下10)
一方キンランは数が少ないが咲いていた。(下11)
キンランは唇弁に赤褐色の隆起があるものの文字通り金の花で人気が高い。
花は全開せず半開き状態のままである。
美しいので盗掘されることも多いが菌への依存性が高く栽培は極めて困難である。
やはり山の花は山で愛でたい。

その他、今回の山行で、
オオギカズラ(扇蔓)、ギンリョウソウ(銀竜草)、サワオグルマ(沢小車)、タチシオデ(立牛尾菜)、ハルリンドウ(春竜胆)、シロハルリンドウ(白春竜胆)フタリシズカ(二人静)などを見かけた。
(蕾を大きく膨らませたワニグチソウ 16時54分撮影)
【800*600】


【今がピークかササバギンラン】
ササバギンランは早過ぎるピークを迎えていた。今年はいつもより10日前後早い。
2018年5月20日8時50分撮影
【768*1024】【600*800】


【グロさが魅力のクロフネサイシン】
クロフネサイシンはグロさが魅力の花。地面すれすれに目立たぬ花を付けていた。
2018年5月20日9時41分撮影
【1024*768】【800*600】


【鎌首を持上げた青蝮】
今林道の彼方此方に青蝮が鎌首を持上げている。この立姿は一寸不気味でも美しい。
2018年5月20日10時50分撮影
【768*1024】【600*800】


【アセビ山荘のミヤマキリシマ】
今年は花の付きが素晴らしい。一気の暑さでミヤマキリシマも一気に燃上がる。
2018年5月20日11時53分撮影
【1024*704】【800*550】


【可愛く優しくイワカガミ】
岩ゴロゴロの鉾立峠への道。イワカガミがしきりに可愛く優しく声をかけてくる。
2018年5月20日12時45分撮影
【1024*768】【800*600】


【見頃ピークの立中山】
蕾はまだ沢山ありピーク前と思われるが見頃ピークであることは間違いない。
2018年5月20日13時13分撮影
【1024*768】【800*600】


【ピンクの中の白一点】
ピンク一色の山肌に白一点、美しい白いミヤマが存在を主張していた。
2018年5月20日13時35分撮影
【1024*698】【800*545】


【美しさ極まる立中山ミヤマ景】
美しさ極まる立中山。大船山、平治岳をバックに青空と美雲がコラボしてくれた。
2018年5月20日13時44分撮影
【1024*491】【800*383】


【三俣山&空&雲をバックにミヤマ景】
立中山は360度のバックが撮れる。三俣山&空&雲がコラボし最高の画を描いた。
2018年5月20日14時17分撮影
【1024*684】【800*534】


【もう少し先かなワニグチソウ】
蕾は大きく膨らんでいたが、花先が割れていない。これから先が結構長い。
2018年5月20日16時56分撮影
【768*1024】【600*800】


【人気が高い黄金花】
唇弁に赤褐色の隆起があるものの文字通りの黄金色で人気が高い花である。
2018年5月20日17時8分撮影
【1024*768】【800*600】

 前回(2018年5月10日)の山行き

デジタルカメラOLYMPUS OM-D E-M10 MarkV
画像処理ソフトAdobe Photoshop CS2(高圧縮)

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