今回の山行き
九重

【今回のコース】
吉部登山口(鳴子川右岸)-大船林道バイパス道-大船林道-大船山4号集材路-平治岳北尾根登山口-大船林道-大戸越分岐-平治岳トラバース道-大戸越-平治岳南峰-平治岳-山頂尾根南端-平治岳南峰-大戸越-平治岳トラバース道-大船林道-大船林道バイパス道-吉部登山口(鳴子川右岸)

2017年6月3日(土) 快晴 吉部登山口(鳴子川右岸) 5時30分 気温7度〜21度
今回はミヤマキリシマ(深山霧島)山行の第二行(平治岳・北大船山編)である。
前日は19時前に菊池スカイラインを通過し長者原で早めの車泊。
菊池スカイラインの通行規制は、6月1日に日中(7時〜19時)は解除されたが、夜間はまだ通行できない。

天気は快晴。気温7℃。
吉部右岸登山口取付き5時30分。
平治岳北尾根ルートは展望岩下の崩壊で今も規制されている。(概念図)
それを確認して置きたく、平治岳北尾根の登山口がある集材路に入る。
北尾根登山口には「通行止」の大きな看板が立てられていた。
しかし本当に規制するのであれば、集材路の入口と、その下のもう一つの入口(二つは展望岩の下で合流する)、それに平治岳の山頂にも、その旨を書いた看板などを立てるべきである。
山は基本的には自己責任と言いながらも、このまま放置すれば、いつかは大きな事故につながりかねない。
北尾根は国立公園で定められたルートではない(私有地)ためなのか、長者原ビジターセンターに問合せてもスッキリした回答はない。

大船林道に引返し、大戸越分岐を左折して平治岳トラバース道へ。
平治岳トラバース道は、平治岳の南を巻く新緑滴る超快適な空間で、細い笹道の小さなアップダウンを繰り返し、アセビ(馬酔木)のトンネルをぬけると、坊がつるからの道と合流する。

鳥の鳴声に耳を傾ける静かな空間も楽しめるのも此処までで、鳥に変わり人の声が絶え間なく聞こえてくる。
ミヤマキリシマシーズンならではである。
そして、大戸越の広場には人、人、人。
ミヤマキリシマは予想以上に咲き進んでいた。(写真・下1)
ゆっくり写真も撮れないので、先ずは人の列に加わり山頂尾根の南端へ。
(予想以上に咲き進んでいた平治岳南峰のミヤマキリシマ 10時40分撮影)
【800*536】

山頂付近は半端でない人でまるでお祭りである。
否お祭りそのものでミヤマキリシマは九重最大のイベントである。
その山頂尾根下のピンクの絨毯はピークを迎えつつあるようにも見えるが、尾根全体としては、まだ蕾も多く7分咲きか。
ピークは予想外の展開で前回の6月10日前後を訂正し7、8日前後としたい。
今年は大天敵の尺取虫(キシタエダシャク・クジュウフユシャク)の被害もなく花がとても美しい。
虫がいないのは3月頃の不安定な天気の影響と思える。

山頂〜尾根南端は九重のミヤマキリシマの代表景である。(写真・下2〜5)
中でも尾根南端がお気に入りで、名立たる九重の峰々や坊がつるをバックに、南端下のピンクの絨毯景は、美しくバランスが良く最高である。
いつも、シーズンのトップ景にしている。
又、山頂を振返れば花、花、花の大洪水で眩暈すら感じる。
加えて、シーズン中は人でゴッタ返すが、南端下は人が入れないのも魅力の一つでカメラマンに人気がある。逆に後ろからドヤされることもあるけどね。
(九重の名峰をバックに山頂尾根のミヤマキリシマ 9時5分撮影)
【800*600】

南峰に戻り、大島さんBOCCIさんKUU(クー)さん、それに久々ゴリさんとお会いした。朝駆けされたようだ。

山頂尾根を南峰から見れば、まだすき間が多く、やはり7分咲きくらいに見える。(下6)
南峰南斜面は6〜7分咲きか。(写真)
5月31日にはチラホラと咲いていた花が、この3日間の天気でこれまでになったとのこと・・・。
夜と昼の気温差が大きいので、どうもピーク予想がし辛い。

次は北大船山稜線に上がる予定でいたが、南峰からあまり色付きが見えない。
不安になり大戸越に下りて躊躇していると、タイミング良く北大船山稜線から登山者が下りて来られた。
尋ねると稜線はまだ3部咲きとのこと。
それではいくら確認とは言え、寂しいので今回は北大船山はスルーして下山することに。
明日は山開き。名実ともに九重は夏山を迎える。
来週半ばには梅雨に入る可能性があるのでハッキリしないが、次回も平治岳も北大船山を予定しなければならないようである。
(南峰山頂から南斜面のミヤマキリシマと北大船山 9時44分撮影)
【800*800】

下山後に、前回、蕾を大きく膨らませていたワニグチソウ(鰐口草)(写真・下7)Get
ワニグチソウは蕾を付けて開花迄が結構長いので、今回はピッタリかなと思っていたが、殆どがピークを過ぎて花は萎れ、此花一つだけが残されていた。
花の名前からすると由来は鰐を連想しがちだが、そうではない。
花を包む二個の大きな苞葉を神社の軒下につるされた鰐口に見立てたものである。
ワニグチソウはアマドコロ(甘野老)、ナルコユリ(鳴子百合)と同じ仲間であるが、それらにない大きな苞葉が花に二個付いているので容易に見分けられる。
九重では殆ど見かけない超希少種の花なので大事に見守りたい。

その後、近くの山中を散策。
早くも幻の花ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)(下8)が咲き始めていた。
(最後の一つが残されていたワニグチソウ 13時54分撮影)
【800*600】



【色鮮やかミヤマキリシマ】
咲き上がりホヤホヤの大戸越のミヤマキリシマ。周囲を圧する鮮色が青空に映える。
2017年6月3日10時43分撮影
【1024*768】【800*600】


【ミヤマキリシマの絨毯】
尾根南端下のミヤマキリシマの絨毯。花と山が最高にコラボする九重の代表景である。
2017年6月3日8時46分撮影
【1024*589】【800*460】


【山頂見上げてミヤマキリシマ】
山頂尾根南端から山頂を振返る。花、花、花の大波小波で眩暈すら感じる。
2017年6月3日8時49分撮影
【1024*509】【800*397】


【九重最高のひと時】
九重を代表する山と花のコラボ景。九重は今最高のひと時を迎えている。
2017年6月3日8時54分撮影
【1024*579】【800*452】


【定番ミヤマキリシマ景】
山頂尾根は7分咲きか。ピーク時は入梅が気になるが7、8日前後と見ている。
2017年6月3日9時8分撮影
【1024*768】【800*600】


【ピーク前の山頂尾根を望む】
初めての人は必ず驚く山頂尾根ビューポイント。まだピーク前で花のすき間が多い。
2017年6月3日9時28分撮影
【1024*627】【800*490】


【一つ残されていたワニグチソウ】
前回蕾を付けていたワニグチソウ。殆どがピークを過ぎ此花一つが残されていた。
2017年6月3日13時41分撮影
【1024*768】【800*600】


【思いがけずベニバナヤマシャクヤク】
まだ少し早いと思いつつ散策したがベニバナヤマシャクヤクが咲き始めていた。
2017年6月3日14時51分撮影
【768*1024】【600*800】

 前回(5月27日)の山行き

デジタルカメラ:オリンパス E-1
画像処理ソフト:Adobe Photoshop CS2(高圧縮)

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