今回の山行き
九重

【今回のコース】
男池登山口-隠し水-平治岳東尾根分岐-平治岳東尾根-平治岳北尾根合流-平治岳-山頂尾根南端-平治岳南峰-大戸越-北大船山-段原ピストン-大戸越-ソババッケ-隠し水-男池登山口

2017年6月9日(金) 晴 男池登山口 5時2分 気温5度〜22度
今回はミヤマキリシマ(深山霧島)山行の第三行(平治岳・北大船山続編)である。
6月6日、九州は北部南部とも梅雨入りが発表された。
平年に比べると、北部は1日、南部は6日遅いとのこと。
今回は梅雨入り後の早々の晴間である。

前日は男池Pで車泊。
すでに多くの車が泊められていた。
グッスリ寝て登山口取付き5時2分。
天気は晴。気温5℃。プルッとする。
隠し水を過ぎると、間もなくカエデ、ケヤキ、ブナなどの茂る急登に取付く。
やがて傾斜が緩くなると正面にソババッケを俯瞰する位置にでる。
此処が今回の平治岳東尾根への入口で、ほぼ直角に右折する。(概念図)

東尾根に入るのは実に11年振りで、当時は登路も怪しく、木々に巻かれたテープ等が頼りのバリエーションルートの一つに数えられていた。
それが2〜3年前に整備されたのか、今は何の心配もないが、急登急登の連続なので、心臓も足腰も悲鳴を上げることは覚悟しなければならない。
当然、途中で若い女性二人に簡単に抜かれても悔しがる元気もない。
心の中でチクショーと吠えるだけである。
全てのエネルギーを消耗し、もう駄目と思う頃、北尾根と合流した。
感涙を流し1分で山頂へ。

山頂で熊本の高野さんとお会いした。
もう下りられるとのことなので、此処でお別れし山頂尾根の南端へ。

山頂尾根のミヤマキリシマは厳密に言えばやゝピークを過ぎていたが、遠目には今がピークである。
今年は昨年に比べると、花の付きが少ないものの、それは昨年があまりにも良過ぎたためで今年が悪い訳ではない。

山頂尾根及び南端下は、前回(6月3日)から花が一段と咲き広がり、最後の艶姿を見せていた。(写真・下1・3)
加えてその光景を青空と鱗雲が、雲影までも背景に変化を与え引き立てる。
又、鮮高の花と大船山を背景にした尾根越の光景が豪華で美しい。(下2・4)
ピンクの絨毯と名立たる九重の峰々、それに青空と雲と雲影、全てがコラボした九重の最高の姿を見せてくれた。
今回も前回に続いてこの「秀逸の絵画」をトップに置いた。
(ピークを迎えた山頂尾根南端下のミヤマキリシマ 8時19分撮影)
【800*800】

山頂尾根のミヤマキリシマは、山頂尾根の上で見るより、谷を隔てた南峰で遠望するのがよりスケールを感じる。(下5)
多少ピークは過ぎても、そのアラが目立たないため美しさも長く保てる。
初めて平治岳に来た人は、大概南峰でこの光景を見て驚き歓声を上げる。
今回も「凄い凄い」の連発音が周囲に木霊していた。

ミヤマキリシマも10年もすれば、繁殖力の強いノリウツギ(糊空木)に押され咲場が少しづつ狭くなる。
(右の写真)は上が2005年のもので下が今回である。
何処かその違いに気付きませんか。
写真下は花の付きは別にして、変なグレーゾーンがあるのが見える。
これは数年前からノリウツギを伐採した跡である。
伐採しなければ、やがてノリウツギに負けミヤマキリシマは耐える。
一方では自然は自然のままにの考えもあり、伐採は賛否両論があると思われるが、後世までにミヤマキリシマを守ろうと、今必死の努力が続けられている。
(山頂尾根のミヤマキリシマの推移 2005年&9時13分撮影)
【800*600】

大戸越に下りて一息ついていると、BOCCIさんゴリさん、 それに大空さんと相棒のアカデミオさんにお会いした。
北大船山に朝駆けされて今下りて来たとのこと。
今から平治岳に向かうとのことなので、下山路は大戸越に戻るのではなく東尾根を薦めて置いた。
大戸越はピークを過ぎ、南峰南斜面上部はピークを迎えていた。(写真)
それにしても人の多さには改めてビックリである。
(大戸越から南峰斜面のミヤマキリシマと人の列 10時2分撮影)
【800*368】

残る力を振り絞るものの、後から来た全ての登山者に追越され、喘ぎの極致で北大船山稜線へ。
北大船になるとグッと登山者が少なくなり、山と花をゆっくり楽しめる雰囲気がある。
ミヤマキリシマは平治岳と比較にならないがいくつかのビューポイントで足を止める。
今回は時間をかけて段原までのピストンを楽しむことができた。

段原ではhigetias&mamatiasさん&エルちゃん、北大船山では山たーちゃんさんとお会いした。
その後、山たーちゃんさんは、坊がつるに下りられたが、higetias&mamatiasさん&エルちゃんとは、下山するまで御一緒させていただいた。

下山途中の東尾根入口で「騙された騙された」と呟いている如何にも草臥れた4人を発見。
なんと大戸越で会った山仲間の4人で、私の薦めを忠実に守り、東尾根をルンルン気分で下りてきたようである。
奇跡的な再会に加えて、AR(アクティブレインジャー)の佳代さんとそのお友達も合わせて10人揃って集団下山。実に楽しい一日であった。
(北大船山稜線上から九重主峰をバックにミヤマキリシマ 12時撮影)
【800*600】



【華やぐ山頂尾根】
花の付きは昨年比でやゝ少な目か。厳密にはピークは過ぎているがまだ蕾も多い。
2017年6月9日8時2分撮影
【1024*768】【800*600】


【豪華過ぎるミヤマキリシマ】
豪華極まる山頂尾根のミヤマキリシマ。バックのヘソ大船も最高に映えていた。
2017年6月9日8時4分撮影
【1024*768】【800*600】


【秀逸の絵画九重景】
ミヤマの絨毯と九重の名峰、青空と雲と雲影までが秀逸の絵画を描いていた。
2017年6月9日8時20分撮影
【1024*605】【800*472】


【山頂を振返れば】
少しすき間があるが見た目ピーク。尾根上に立つ登山者も痺れていたに違いない。
2017年6月9日8時21分撮影
【1024*564】【800*440】


【へそ大船との最高のコラボ景】
この豪華な咲き広がり、この艶やかさ。ヘソ大船と最高のコラボ景を見せていた。
2017年6月9日8時23分撮影
【1024*768】【800*600】


【山頂尾根と不死鳥雲】
山頂尾根は今が見た目ピーク。青空を飛翔する不死鳥、霞む涌蓋山も華を添えていた。
2017年6月9日8時45分撮影
【1024*321】【800*250】


【始動する本格的夏山】
ミヤマキリシマのシーズンが終わると本格的な夏山に入る。この光景にそれが見える。
2017年6月9日11時22分撮影
【1024*416】【800*325】


【北大船稜線を行く】
ミヤマキリシマは平治岳と比較にならないがビューポイント一つで足を止めた。
2017年6月9日11時54分撮影
【1024*528】【800*413】


【段原から北大船山のミヤマ景】
花は少ないが緑の山肌と遠景とのバランスがいい。今回のピストンは此処まで。
2017年6月9日12時12分撮影
【1024*491】【800*384】


【北大船山の段原のミヤマ景】
前と逆方向の大船山をバックにしてのミヤマ景。やはり緑の山肌とのバランスがいい。
2017年6月9日12時22分撮影
【1024*768】【800*600】

 前回(6月3日)の山行き

デジタルカメラ:オリンパス E-1
画像処理ソフト:Adobe Photoshop CS2(高圧縮)

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