今回の山行き
九重

【今回のコース】
牧の戸-沓掛山-扇が鼻分岐-扇が鼻尾根東端-扇が鼻-扇が鼻分岐-沓掛山-牧の戸

2017年6月15日(木) 快晴後晴 牧の戸 11時30分 気温21度〜24度
今回はミヤマキリシマ(深山霧島)山行の第四行(扇が鼻妻付編)である。
梅雨入りが発表されたものの、空梅雨状態が続き、今年のミヤマキリシマ山行は天気に恵まれている。

今回は妻さん連れの近場の扇が鼻なので、午後から登ることにし午前中は花散策。
目的のイナモリソウ(稲盛草)ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)Get することができた。(写真・下1〜3)

イナモリソウは日本固有種で、花の名前は三重県の稲盛山で発見されたことに由来するとあるが、その他の説もありハッキリしない。
花は紅紫色の大きな花とある。
しかし、葉が大きいためか見た目はあまり大きく感じない。
葉は二対ないし三対の対生で、上の二対が互いに接近しているので四輪生にも見える。
とくに環境省のレッドリストには取り上げられていないが九重では余り見かけない。
良く耳にするサツマイナモリ(薩摩稲盛)は同じアカネ科でも属は異なる。
一方ベニバナヤマシャクヤクは余りにも有名で九重では「幻の花」。
これまでにも何度となく取り上げて来たので今回のコメントは省略する。
(今が見頃で可愛く咲いていたイナモリソウ 9時15分撮影)
【800*600】

散策を早く終え午前中に牧の戸へ。
下山者待ちでP確保し11時半に取付く。
ミヤマシーズンでも昼前後は下山者が多くなるので殆どPの心配はない。
天気は晴。気温21℃。

牧の戸コースのミヤマキリシマは、ピークを過ぎていることが予想されるが、登山者は相変わらずである。
妻さんが山は久々なので一寸心配したが何のことはない。
逆に後から追立てられて早くも青息吐息で、心臓はパンク寸前のパタパタ打ち・・・。
やはり一人でくりゃよかったと後悔する。
東屋のある展望台で一息、沓掛山で二息。
その後も何度も水やオヤツを理由に・・・扇が鼻が遠い・・・。(苦笑)

この間、星生山の岩尾根に張付くミヤマキリシマが見える。(写真)
今は植生保護のため星生新道は入山が規制されて、近くで見ることはできないが、岩稜を覆い尽すミヤマキリシマ(2009年6月14日撮影)は迫力があり圧倒される。
(沓掛山頂から見る星生山岩尾根に張付くミヤマキリシマ 12時8分撮影)
【800*340】

昨年の扇が鼻は2009年以来の大咲きで、山頂下台地は天空の花園と化していた。(写真)
妻さんが初めての扇の花に興奮し、それに味をしめての今回である。
今年はその反動か、花の付きが少ない。
花も連続大咲きでは疲れてしまう。
今年は回復の年である。
(ガス晴れて広がる天空のミヤマ園 2016年6月11日撮影)
【800*289】

東尾根東端に行き遅い昼食を摂りながら、星生側の良いとこ撮りと肥前が城と星生山のパノラマを撮影。(写真・下4〜5)
目一杯のピンクでなくても、夏肌とミヤマのコントラストを楽しませてくれた。

山頂へ移動。
扇が鼻のミヤマキリシマは、平治岳の一極集中型、三俣山の月面クレーター型、星生北稜の岩壁張付き型と、趣が異なり、台地点在型のイメージがある。
緩やかなスロープの山頂下台地に広範囲に点在し、ローアングルで見ると、花が重なり一面の広いピンクの絨毯となる。
昨年はまさにその典型で、扇が鼻がその姿を見せるのは大咲のときだけである
今年は裏年でその光景は望むべくもないが、山頂からの光景は九重の主峰達をバックに置き、花の九重の面目躍如である。(下6〜7)
今年のミヤマキリシマシーズンを〆る光景に相応しく今回のトップとした。
(扇が鼻東尾根東端から星生山を望む 13時19分撮影)
【800*600】

トータル2時間。
昨年の天空の宴に比べれば少し寂しい気もしたが、妻さんは大いに喜んでいた。
ツクシドウダン(筑紫灯台)、マイヅルソウ(舞鶴草)、ヨウラクツツジ(瓔珞躑躅)に声を掛け、最後に目一杯の美しいミヤマ越に雲影流れる星生山を撮影して下山。(写真)

牧の戸では、久し振りに悠々さん御夫妻とお会いした。
先ほどまで扇が鼻にいたとのこと。
何処かでニアミスをしたようである。

ミヤマキリシマは概ねピークを過ぎた。
日々緑が濃くなり、前回(6月9日)、大戸越上のオオヤマレンゲ(大山蓮華)も蕾を沢山付け大きく膨らませていた。
やがて梅雨も本格化すると報道。
夏の足の速さを実感する
(下山途中の美しいミヤマ越に雲影流れる星生山 14時59分撮影)
【800*600】



【日本固有の花】
名前は発見地に由来か。葉は対生だが上二対が互に接近し四輪生にも見える。
2017年6月15日9時14分撮影
【1024*768】【800*600】


【九重では希少種か】
環境省のレッドリストには取り上げられていないが九重ではあまり見かけない。
2017年6月15日9時18分撮影
【1024*768】【800*600】


【幻の花ベニバナヤマシャクヤク】
この凛とした咲姿が堪らない。前回目星を付けていた花が咲き始めていた。
2017年6月15日10時9分撮影
【768*1024】【600*800】


【東肌を染めるミヤマ化粧】
東尾根下と肥前が城下のミヤマ景が美しい。夏肌を染めるミヤマ化粧は最高。
2017年6月15日13時19分撮影
【1024*768】【800*600】


【緑濃き肥前が城のミヤマキリシマ】
大咲きの昨年でもこの光景は見覚えがない。今年は肥前が城は当り年か。
2017年6月15日13時48分撮影
【1024*528】【800*412】


【ミヤマシーズン〆の光景】
天空の宴には少し寂しい気もするがミヤマシーズンを〆る光景に相応しく思えた。
2017年6月15日14時17分撮影
【1024*485】【800*378】


【夏色強める九重】
ミヤマシーズンがピークを迎えると一気に夏色が強まる。やがて梅雨も本格化する。
2017年6月15日14時33分撮影
【1024*396】【800*309】

 前回(6月9日)の山行き

デジタルカメラ:オリンパス E-1
画像処理ソフト:Adobe Photoshop CS2(高圧縮)

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