今回の山行き
九重

【今回のコース】
牧の戸-沓掛山-西千里が浜-久住山避難小屋-久住東尾根-久住山-久住分れ-西千里が浜-沓掛山-牧の戸-男池-タデ原湿原-久住高原

2018年7月14日(土) 晴 牧の戸 2時 気温16度〜25度
今回は梅雨明後の初山行。
本来は梅雨明直後にGO!を予定していたが、梅雨末期の大雨で最悪の事態が発生、気持ちが沈んで間が空いた。
最近は何でも極端傾向で、ほどゝゝはないものかと心が痛む。

前夜は牧の戸Pに車泊。
梅雨明&3連休で車が多いのにビックリ。
夜明は久住山東尾根東端で迎え、下山後は3箇所で散策を予定していた。
登山口取付き2時ジャスト。
天気は星流れる晴。気温18℃。
登山道は大雨で荒れていることが予想されたが全く問題ない。
むしろ大雨になると柔らかい表土が洗い流され締るようである。

2013年以来、梅雨明前後の此の時期は必ず一度は久住山東尾根で夜明を迎えている。
中で13年&15年はヒットの年で迫力の「竜雲の夜明」を迎えた。(写真)
まさに竜雲走るダイナミックな美景で今見ても同日の夜明と間違える。
又更に驚くことに、夜明は竜雲だけでなく、裏後光までがシンクロしていた。
もうこれは偶然と言うより奇跡と言う他になく脳裏に強くインプットされている。
(久住山東尾根で迎えた迫力の「竜雲の夜明」 2013年7月17日撮影)
(まさに奇跡か二匹目の泥鰌の「竜雲の夜明」 2015年7月25日撮影)
【800*319】【800*442】

久住山避難小屋に下りる岩場で前にのんびりと飛んでいる蛍が3匹いた。
山仲間の大島さんBOCCIさん福岡のKUU(クー)さんだ。
夜明は天狗が城とのこと。
天狗が城には下山路で会うことになる大分のなおさんもいたようである。

小屋で一息し、久住山東尾根に夜明1時間以上前に着いた。
今来た道を振返れば「いるいる」蛍の行列がくねりながら続いている。
蛍の行列は九重の夏の風物詩であろうか。(苦笑)
その殆どは天狗が城か中岳で久住山は少ない。ましてや東尾根は貸切である。

今回の夜明は無理すれば「三匹目の泥鰌」の雰囲気がないこともないが、まあ過去の2回に比べれば成り損ねだ。(写真・下1)
ところが裏後光が完全ではないにしても見えていた。(下2)
梅雨明だけに気象条件が似るのかな。こんなこともあるんですね。
(竜雲に成り損ねの夜明 5時20分撮影)
【800*600】

夜明後、久住山頂に移動。
下界は連日灼熱地獄の熱風でタマシイさえも焼き切れそうになるが、夜明の山頂の癒し風・・・やはり九重はいいなあ・・・。
ファーストを摂り、定番の山頂&山頂南下で梅雨に育まれた星生山〜扇が鼻のパノラマを撮影して、暑くならない内に下山したい。(下3〜4)
いくら九重でも日中の活動は半端ねぇ。
ガスでも発生すれば別だけどね。(写真)

と言いながらも途中下車だらけで下山は遅々として進まない。
久住山上の台ガラ場の巨岩のソファーに腰を下ろしてパチリ。(下5)
夜明色が落着き、青空下の夏本番色が映え、どうしても足が止まる。
(魅せられた変幻自在のガス景色 2010年7月18日撮影)
【800*392】

今日は下山途中散策したい処がある。
今回の目的の一つで、それはヤマトキソウ(山朱鷺草)である。
此花を探すのはとても苦労する。
少ない上に小さくて地面と同化色なので、腰をかがめ目を皿のようにして探していると、暑い日は眩暈がしてくる。
湿気が高いのでまるでサウナ風呂だ。
もし近日中に、湿地に倒れている人を見かけたら、それは私ですから牧の戸まで下ろしてください。(苦笑)

ヤマトキソウはヤマサギソウ(山鷺草)(写真6)などの周囲の草丈を隠れ蓑にして咲き始めていた。(写真・下7)
ヤマトキソウの咲き始めは小さく白い筆花なので、咲いていても見逃すことが多い。
花が咲けば紅紫色の斑紋がある唇弁が見え、少しだけ華やかになるものの、トキソウ(朱鷺草)に比べれば花を大きく開いてアピールできないので損をしている。
でも、逆にそんなところが生延びる秘訣でもあり良いところかも知れない。
(周囲の草丈を隠れ蓑にして咲き始めたヤマトキソウ 8時30分撮影)
【800*600】

ヤマトキソウ散策で時間が押して、下山を急ぐ途中にアサギマダラ(浅葱斑)(写真・下8〜9)が群れていた。
群れているのは吉部コースでも見たことあるが、それもせいぜい10匹以内で、これは少なくとも20匹以上はいる。
大分県姫島では100匹単位は珍しくないにしても九重では初めてである。
梅雨で腹を空かしていたのか、お気に入りのヒヨドリバナ(鵯花)をしきりに吸蜜していた。
手を伸ばしても指先に止まるなどして逃げようともしない。
アサギマダラは海を渡る蝶としてあまりにも有名でテレビなどで度々取上げられている。
飛び方は弱々しくて何処にそんな力があるのと不思議でならない。
それだけに親近感もあり下山を急いでいるのも忘れてシャッターを押し続けていた。

牧の戸下山10時過ぎ。気温25℃。暑い。とにかく暑い。
トイレで冷水を脳天にかけ男池へ直行。
(美味しそうにヒヨドリバナを吸蜜するアサギマダラ 9時5分撮影)
【800*600】

男池で大島さんBOCCIさんに再会。
ともに地獄の中での健闘をたたえ此処で2人と別れる。
男池の目的のメインは緑色のオニノヤガラのアオテンマ(青天麻)とキバナノショウキラン(黄花の鍾馗蘭)。
いずれもピークを過ぎて傷んでいた。
そんな中でケミヤマナミキ(毛深山浪来)が咲き始めていた。

その後、タデ原湿原に移動してカキラン(柿蘭)GET!
最後に久住高原に移動して、希少種のヒメユリ、ベニカンゾウ、ノカンゾウ、オグラセンノウなどをGET!
ヒメユリ(姫百合)は花が複数で色も派手な橙紅色、草丈も1M近くあり、タデ原湿原のものとは大きく印象が異なる。(下10)
ベニカンゾウ(紅萱草)は自生のものかどうか見分けの自信がない。(写真・下11)
ノカンゾウ(野萱草)は昨年、周囲の高い草本に覆われて絶滅必至の状況にあると書いたが、草本が刈取られ昨年より多くの花が咲いていた。(下12〜13)
オグラセンノウ(小倉仙翁)はピークを過ぎていて最後の花が残されていた。
その他、多くの花が見られたが時間と暑さで根気が無くなり帰宅。
(探し求めたベニカンゾウ でもこれ自生かな 15時40分撮影)
【458*800】



【竜雲もどき&光芒の夜明】
雲は走り燃えても竜雲には成り切れない。光芒も中途半端な夜明を迎えた。
2018年7月14日4時51分撮影
【1024*292】【800*228】


【又もや裏後光】
夜明は中途半端で不発気味でも又もや裏後光が。こんなこともあるのかな。
2018年7月14日5時18分撮影
【1024*768】【800*600】


【梅雨明の山頂の風】
下界の暑さを忘れさせてくれる山頂の癒し風・・・やはり九重はいいなあ・・・。
2018年7月14日6時23分撮影
【1024*468】【800*365】


【夏山贅沢景】
影久住を前景に青空下の夏山パノラマ景。梅雨に育まれた山の美しさが見える。
2018年7月14日6時31分撮影
【1024*442】【800*345】


【久住上の台で】
下山途中の久住山上の台のガラ場で。夜明色が落着き夏本番色に足が止まる。
2018年7月14日6時57分撮影
【1024*413】【800*323】


【山地に咲く鷺】
名前の由来は山地に咲き花の姿を翼を広げて飛んでいる鷺に見立てたとある。
2018年7月14日8時16分撮影
【1024*768】【800*600】


【咲き始めたヤマトキソウ】
ヤマトキソウはヤマサギソウなどの周囲の草丈を隠れ蓑にして咲き始めていた。
2018年7月14日8時30分撮影
【1024*768】【800*600】


【アサギマダラも梅雨明】
下山途中20匹以上のアサギマダラが群れお気に入りのヒヨドリバナを吸蜜していた。
2018年7月14日9時4分撮影
【1024*768】【800*600】


【不思議蝶アサギマダラ】
弱々しく見えても海を渡る強靭な蝶。20匹以上の群れはコース初めての光景。
2018年7月14日9時7分撮影
【1024*601】【800*469】


【超派手なヒメユリ】
此のヒメユリは明らかにタデ原湿原のものとは種類が異なる。トサヒメユリか。
2018年7月14日15時10分撮影
【1024*768】【800*600】


【見つけたベニカンゾウ】
草原でベニカンゾウを見つけたものの自生ものか自信がない。でも派手だなあ。
2018年7月14日15時50分撮影
【1024*768】【800*600】


【今年も会えたノカンゾウ】
高い草本に覆われ絶滅必至かと思われたが草本が刈取られ多くの花が咲いていた。
2018年7月14日15時56分撮影
【1024*601】【800*470】


【品格の一重花「忘れ草」】
花は一重でも美しく品格がある。此の花を身に付けると憂さを忘れさせてくれるとか。
2018年7月14日15時58分撮影
【1024*768】【800*600】

 前回(2018年6月22日)の山行き

デジタルカメラOLYMPUS OM-D E-M10 MarkV
画像処理ソフトAdobe Photoshop CS2(高圧縮)

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