今回の山行き
九重

【今回のコース】
牧の戸-沓掛山-西千里が浜-久住山避難小屋-天狗が城のピストン-
男池-隠し水-ソババッケのピストン-吉部-久住高原

2019年8月17日(土) ガス曇後晴 牧の戸 2時45分 気温15度〜22度
今回は台風一過の朝駆け山行
下山後は花散策とブルービー探索を予定していた。

台風前後の夜明や夕暮は雲が多く燃えることが多い。
現に13日の自宅での夕暮は素晴らしく燃えた。(写真)
17日の予報は夜明前後迄は風強い曇で登山指数はCマーク。
夜明後は風は収まり晴一色のAマークと極端に変わる。
こんな天気だと、夜明はガス撃沈の可能性も高いが、反面大焼けの可能性もあり、夜明後はブロッケンも期待できる。
雨さえ降らなければピカピカのピーカンより遥かにマシなのだ。

前夜、牧の戸Pに20時半に着いた。
予報通り牧の戸は風が強くスッポリとガスに覆われていた。
車を揺さ振られながらも、4時間半グッスリ寝て無理矢理身を軽くし2時45分に取付く。
トイレの中には、あろうことかアサギマダラが羽を休めていた。
この強い風だ。外よりも安全な場所を知り避難しているように思える。賢い。
天気はまだ回復感はなく深いガス曇。気温16℃。
前夜の牧の戸は車は数台しか無かったが取付きの頃には何倍にも増えていた。
(台風前の燃えた夕暮 2019年8月13日撮影)
【800*600】

ガスで朝駆けホタル(九重ホタル)は見えないが、後から次々に追い越されていたので多いことが予想される。
ガスの中はひたすら歩くだけ。
ライト先の露が光る。相当濡れているようだ。
久住山避難小屋に山仲間のゆみさんがいた。
ゆみさんとはこの後、終始行動をともにすることになる。

天狗が城山頂に着いたのは夜明30分前頃か。
気温は15度前後で風はすでに気にならない。
ガスは相変わらずだが時折見える空は超ピーカンのようだ。
ならばガスは完全に晴れてくれない方が良い。
適度に晴れてガス焼けを見せてくれえ〜である。(苦笑)
その気持ちを察してくれたのか、瞬時瞬時「準ダイヤモンド大船」にチョッピリ焼けて幻想的な夜明を迎えた。(写真・下1)

今回の山頂は後から後からホタルが集まり、最大18匹の九重ホタルがいた。
後で聞けば中岳、久住山をあわせると30匹以上がいたようだ。まさに九重ホタルのシーズンである。
(チョッピリガス焼けの夜明 5時43分撮影)
【800*600】

夜明後はブロッケン期待がズバリ的中。(写真・下2〜3)
普通ブロッケンの発生の可能性があれば、直ぐにでも中岳に移動するのだが、今回は夜明後長くガスが残っていたのは星生山だけ。
いつもの中岳と天狗が城の間のつり尾根のガスは、夜明後間もなく消えていた。
ガスが近ければ観測者だけが見れる仮称「単独のブロッケン」。
遠ければ複数の観測者が全て見れる仮称「集団ブロッケン」。
ガスが近くに来ては離れることを何度か繰返していたので上記双方を見ることが出来た。
又、更に珍しくその中間のブロッケンも見ることができた。
それがトップの画像(下2)である。
複数の影がゴチャゴチャして、こんなの初めてである。

加えて今回はガス雲の流れがこの上なく美しい。(下4〜5)
圧巻は星生山をナイヤガラ的に流れ落ちる「ガス雲の滝」(下4)
この現象は見れそうで中々見れない。九重の女神の粋な計らいを感じた。
(ブロッケンとガスの流れを楽しむ 6時18分撮影)
【800*600】

復路の久住分れで、山仲間の大空さんゴリさんBOCCIさん と会った。
夜明は中岳で迎えたとのこと。
そう言えば、ガスで「天空の城」と化した山頂でチョロチョロ動き回る大きな人達がいたなあ〜・・・。
3人とはこの後、ともに下山することになる。

牧の戸上の第一展望台まに下りて来るとコオニユリ(小鬼百合)が鈴なりに咲いていた。(写真)
一般的に知られるオニユリ(鬼百合)にソックリだが、決定的な違いは葉の付根にむかご(種)が付く付かないで覚えて置けばいい。
付くのがオニユリで付かないのがコオニユリである。
因みにオニユリの名前の由来は、花の色や模様が赤鬼を連想させるとのこと。
牧の戸下山10時前。気温22℃。
3人と別れ、ゆみさんと男池〜ソババッケピストンへ。
山を下りて再びソババッケまでのピストンは一寸辛いがアオフタバランのためにはエンヤコラである。(苦笑)
(牧の戸第一展望台に咲くコオニユリ 9時41分撮影)
【800*600】

男池入口のキツネノカミソリ(狐の剃刀)はピークを過ぎ多くが倒れていた。
上の台は池となり、隠し水近くの登山道は小川と化して荒れていた。
どれも台風の影響と思われる。

そんな中、アオフタバラン(青双葉蘭)は咲いていた。(写真・下7〜9)
此花はラン(蘭)の仲間で花も茎も葉も全てが緑色の珍しい花。
葉は地表上近くに2個(双葉)対生状につく。
これが名前の由来でもある。
花の色までが緑だけに周囲と同化して探し辛い。
それで、花よりも葉を探す方が効率が良い。
葉は光沢がなく不明瞭だが美しい筋状の白斑がある。
これを目安に探す。
今が見頃ピークか。地味だが可愛く美しくヒッソリと咲いていた。

その後、吉部、久住高原に移動し、ジンバイソウ(神拝草)瑠璃色&白色のヒゴタイ(平江帯)(下10)Get
又今回はブルービーも目的の一つだが見ることができなかった。
土地の人には、そんなに珍しい蜂だとは聞いていないが、まだ見たことない。
やはり一度は見て置きたい。
(台風にも負けず咲いていたアオフタバラン 12時17分撮影)
【600*800】


【ガス焼ける「準ダイヤモンド大船」の夜明】
瞬時瞬時「準ダイヤモンド大船」にガスが焼けて幻想的な夜明を迎えた。
2019年8月17日5時17分撮影
【1024*642】


【ブロッケン三昧】
夜明後はブロッケン三昧。星生山はガスの流れが美しく最高の画を見せてくれた。
2019年8月17日5時45分撮影
【1024*624】


【ブロッケンとガスの美流】
影天狗のブロッケンとガスの流れが美しい。中でも星生山のガス雲の滝が美しい。
2019年8月17日6時27分撮影
【1024*480】


【流れ落ちるガス雲の滝】
星生尾根を流れ落ちるガス雲の滝。こんな光景は見れそうで見れない。美しい。
2019年8月17日6時42分撮影
【1024*768】


【消え行くガス景を〆る雲竜】
夜明後を楽しませてくれたガス雲が消える。ガス景の最後は雲竜で〆てくれた。
2019年8月17日6時48分撮影
【1024*353】


【緑一色アオフタバラン】
花も茎も葉も全てが緑一色の珍しい花。葉には唯一美しい筋状の白斑が見える。
2019年8月17日11時52分撮影
【1024*768】


【今が見頃ピークか】
今が見頃ピークか。台風が心配されたが傷みがなく可愛く美しく咲いていた。
2019年8月17日12時19分撮影
【768*1024】


【周囲と同化して】
花の色までが緑だけに極めて探し辛い。人知れずヒッソリと咲いていた。
2019年8月17日12時20分撮影
【768*1024】


【二色のヒゴタイ】
久住高原では瑠璃&白の二色のヒゴタイが咲いていた。ピークはもう少し先か。
2019年8月17日16時1分撮影
【1024*589】

 前回(2019年8月2日)の山行き

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