今回の山行き
九重

【今回のコース】
牧の戸-沓掛山-西千里が浜-久住山避難小屋-天狗が城-池の小屋-御池上-久住分れ-西千里が浜-沓掛山-牧の戸-久住高原散策

2017年9月2日(土) 晴 牧の戸 3時 気温7度〜17度
燃えに燃え蒸しに蒸した今年の夏が終わり「夜長月」の9月。
山行の間が少し空いたが、実は8月16日と25日の二度、牧の戸に来ている。
一度目は強烈な雨、二度目は夏山最後の朝駆けを予定していたが強風&雨&ガスのセットで取付き前に撃沈。
その後の散策も撃沈してのダブル撃沈。
今回は夏秋またいでのリベンジになる。

牧の戸取付き3時。
気温11℃。
まだ残暑は厳しいものの此処数日は気温が低く、秋の走りを感じさせる。
天気は前夜からガス空が長いが概ね晴。
こんな天気は上は晴れていることが多い。

ガス雲を抜けたのは西千里が浜で星の瞬きが見えてきた。
前後にライトも沢山見える。
灯りが見える久住山避難小屋で一息し着替えることなく天狗が城山頂へ。
気温は7℃。夏の暑さに慣れた身体には一寸寒い。
山頂ではBOCCIさんとその山友の福岡の桜木さん小郡の福田さんとお会いした。
東の空はピーカン気味だが雲海があり長く伸びた光芒が美しい。(写真・下1)
それに今日はPM層がなく大気がスッキリしている。
山では何よりも嬉しいプレゼントである。
(ピーカン気味だが光芒が美しい夜明前 5時25分撮影)
【800*600】

夜明前に再びガスが発生し、又、撃沈かとヤキモキさせられたが、逆に美しいガス焼けとビーナスベルトの神秘の夜明を迎えた。(下2〜4)
ガスは撃沈とは紙一重の「両刃の剣」だが、今回は一躍夜明の主役である。
大気が美しいだけに、このままガスが残ればブロッケンも期待できる。

夜明を迎えた山仲間達は、そのブロッケンを求めてより条件の良い中岳に移動したが私は天狗が城に残ることにした。
と言うのは、中岳でのブロッケンは何度も見ているけど天狗が城は少ない。
それにガスの流れを見ていると、天狗が良いブロッケンが見れそうな予感がしていた。

背後(中岳側)のガスが切れ始めて光が強くなりブロッケンが現れてきた。
しかしブロッケンは現れても背景の星生山が見えないのでは面白くない。
ならば久住山は・・・。
ガスは最初は久住山も大きく呑込んでいたが、次第に主流は久住山と肥前が城の間の谷を下りて直接久住山へのガスは消えることが多くなってきた。
チャンスである。
瞬間、瞬間が見逃せない。
そして久住山を背景としたブロッケンの妖怪をGet!(写真・下5)
(赤川への谷を下りるガス雲に現れたブロッケンの妖怪 7時1分撮影)
【1024*427】【800*333】

星生山のガスも次第に薄くなる。
山頂がチラリチラリする。
もう少し見えてほしいんだけどなあ〜・・・。
まあこれで仕方ないか。
山頂のチラチラリズムとブロッケンの妖怪のタイミングを見計らうのがとても難しい。
そしてなんとかGet!(写真・下6〜7)

今回のブロッケンは凄い凄過ぎる。
色が濃いしギラギラしている。
七色の光輪も普通二重が多いが、今回は三重にも四重にもなっている。
それに説明がつかないブロッケンも・・・。
参ったなあ〜・・・。
自然の偉大さにはいつも驚かされている。
(七色の大きな光輪のブロッケンとチラリズムの星生山頂 7時16分撮影)
【800*600】

ガスが一息ついたので中岳から下りて来たBOCCIさん桜木さんとともに池の小屋に下りた。
このまま山頂にい続けてもブロッケンの位置が段々低くなる。
小屋上でファーストをしていると中岳に来ていた永松さんも下りて来た。
途中夜明直後の紅いブロッケンも見えたとのこと。

その後「針の耳」で秋走る久住山〜星生山のパノラマ景を撮影し、(下8)前後しながら思い思いに下山。
下山途中いりえさとぴさんにお会いし11時前後に下山。気温17℃。

牧の戸コースは夏の花は大きく後退し秋の花に移行しつつある。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)、イタドリ(虎枝)(写真)、イヨフウロ(伊予風露)、サイヨウシャジン(細葉沙参)、ツクシゼリ(筑紫芹)、フクオウソウ(福王草)、ホクチアザミ(火口薊)、マツムシソウ(松虫草)、ママコナ(飯子菜)、ワレモコウ(吾亦紅)などを見かけた。
(西千里が浜の草紅葉の主役になるイタドリ 9時27分撮影)
【800*600】

今回は散策する花が多いので男池、タデ原湿原はパスして直接久住高原へ。
メインは武蔵坊弁慶の名を持つ強くも美しくもあるベンケイソウ(弁慶草)(下9)
老婆の雀斑(そばかす)が目立つバアソブ(婆ソブ)(下10)
花が大きく日本で一番美しいフウロと言われるツクシフウロ(筑紫風露)(下11)
ミルククラウン型の白髭の芸術花シラヒゲソウ(白髭草)(下12)
加えて、優美で気品のある紫色の花を咲かせるナツエビネ(夏海老根)(写真・下13)の5種で、幸い全てをGet!できた。
特にナツエビネは2時間、汗グッショリなり苦労して探すことができた。

又他に、オトコエシ(男郎花)、オミナエシ(女郎花)、キツネノカミソリ(狐の剃刀)、クサフジ(草藤)、ゲンノショウコ(現の証拠)、サイヨウシャジン(細葉沙参)、サワギキョウ(沢桔梗)、サワヒヨドリ(沢鵯)、シシウド(猪独活)、 タチフウロ(立風露)、タムラソウ(田村草)、フシグロセンノウ(節黒仙翁)、マルバハギ(丸葉萩)、ミズトンボ(水蜻蛉)、ヤマホトトギス(山杜鵑草)などが咲き、
キセルアザミ(煙管薊)、ツリフネソウ(釣舟草)、ハガクレツリフネ(葉隠釣舟)、キツリフネ(黄釣舟)の3ツリフネ属が咲き始めていた。
(初めて会えた優美で気品の在るナツエビネ 15時28分撮影)
【1024*768】【800*600】



【夜明前の雲海と光芒】
ピーカン気味で夜明は期待できずと思いきや雲海と美しい光芒が盛上げてくれた。
2017年9月2日5時29分撮影
【1024*469】【800*366】


【夜明直前のガス発生】
ガス発生でヤキモキさせられたが、この後にガス焼けの美しい夜明を迎えた。
2017年9月2日5時47分撮影
【1024*768】【800*600】


【ガス焼けの夜明】
撃沈と美しい夜明は紙一重。サイコロは吉に転がり美しいガス焼けの夜明に。
2017年9月2日5時50分撮影
【1024*768】【800*600】


【ビーナスベルト】
ビーナスベルトが美しい。スッキリ大気なのでその美しさが一段と映える。
2017年9月2日5時57分撮影
【1024*768】【800*600】


【美しいガスの流れとブロッケン】
怒涛のガスが美しい流れに変わる。その大河の中に突然ブロッケンが現れた。
2017年9月2日6時57分撮影
【1024*484】【800*378】


【4重のブロッケンの妖怪】
目を凝らせば4つも5つも七色の光輪が。こんな妖怪は今までに見たことがない。
2017年9月2日7時6分撮影
【1024*656】【800*512】


【ガス晴直前のデカブロッケン】
ガスの配置も堪らないがこのブロッケンはなんともデカい。誰かさんにソックリだ。
2017年9月2日7時16分撮影
【1024*633】【800*494】


【いつもの「針の耳」で】
少し夏色が褪めてきている。同箇所同時刻の撮影は季節の変化が良く判る。
2017年9月2日8時51分撮影
【1024*361】【800*282】


【強くも美しくもベンケイソウ】
花の強さは武蔵坊弁慶並だが咲姿は美しい。強くも美しくもある九重の希少種。
2017年9月2日11時35分撮影
【768*1024】【600*800】


【今がピークかバアソブ庭園】
此処は秋の走りを知らせるバアソブ庭園。ハッキリしないが今がピーク前後か。
2017年9月2日12時39分撮影
【1024*768】【800*600】


【見事な白髭の芸術花】
花弁の先が糸状に切れ込んだ一級の芸術花。まるでミルククラウンを彷彿させる。
2017年9月2日13時18分撮影
【1024*768】【800*600】


【群生するツクシフウロ】
周りはツクシフウロだらけ。大きく「日本一美しいフウロ」が咲ききそっていた。
2017年9月2日13時27分撮影
【1024*451】【800*352】


【優雅な紫花ナツエビネ】
2時間かけての散策。下山後の身体は汗ビッショリの2乗。苦労が報われた。
2017年9月2日15時33分撮影
【768*1024】【600*800】

 前回(8月13日)の山行き

デジタルカメラ:オリンパス E-1
画像処理ソフト:Adobe Photoshop CS2(高圧縮)

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